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“安い”だけじゃ選ばない!チラシの外注で失敗しないデザイナー選びのコツ

更新日:6月2日



チラシ外注


こんにちは、グラフィックデザイナーの杉山健太です。 「チラシを外注してみたいけど、どこに頼めばいいの?」「できるだけ安く抑えたいけど、ちゃんと効果も出したい!」そんな風に考えている中小企業や店舗の方、多いのではないでしょうか?


この記事では、「安い」という基準だけで外注先を選んでしまった結果、思わぬ失敗をしてしまった…という事例も紹介しながら、本当に満足できる外注先の選び方をご紹介します。特に、初めて外注を検討している方や、以前外注してうまくいかなかった経験がある方にとって、役立つ情報を詰め込んでいます!




なぜ“安さ”だけで選ぶのが危険なのか?


価格が安い=お得、という考え方はもちろん自然なものです。ですが、デザインというサービスには「正解」が一つではない分、見えにくい落とし穴があります。


こんな失敗、していませんか?

  • 「デザインはきれいだけど、店のイメージと合っていない」

  • 「仕上がりが安っぽくて、お客様の反応がいまいち…」

  • 「修正回数に制限があって、納得のいくものにできなかった」


これらは、価格だけで外注先を選び、打ち合わせや目的の共有が不十分だったことで起きた典型的な例です。




“安さ”以外に見るべき3つの視点


① 実績と得意分野を見る

どんな業種のチラシを多く手がけているか、過去の事例を見せてもらいましょう。たとえば、飲食店のメニュー風チラシが得意な人もいれば、塾やスクールのチラシが得意な人もいます。

ポイント:「この人ならうちのお店の魅力を引き出してくれそう」と思えるかどうか。


② コミュニケーション力・対応の柔軟さ

いくら実力があっても、「要望が伝わらない」「質問しても返信が遅い」などのやり取りのストレスは大きなマイナスです。相談したときの対応スピードや、こちらの意図をくみ取ってくれるかをチェックしましょう。

チェック方法:問い合わせメールへの返信内容や、見積もり相談のときの対応を観察。


③ 金額に“何が含まれているか”を確認する

たとえば、

  • 修正回数は何回までか

  • 印刷まで対応してくれるのか

  • 納品形式はどうなるか(印刷用PDF・元データなど)

同じ「1万円」のチラシでも、内容が大きく違うことがあります。

ポイント:金額だけでなく「何が含まれているか」「自分のニーズに合っているか」で比べる。



価格を抑える方法と注意点

とはいえ、予算に限りがある中で「安くて良いものを作りたい」と思うのは当然です。そんなときは、以下の工夫を試してみましょう。


  • 素材(写真や文章)を自分で用意する

素材を用意しておけば、デザイナーの作業時間が減り、コストダウンにつながります。


  • 修正回数を減らせるよう、事前準備をしっかり

「どんなお客様に来てほしいのか」「何を伝えたいのか」をまとめておくと、デザインのブレが少なくなります。


  • 制作だけを頼んで印刷は自分で手配する

ネット印刷を自分で使えば、トータルコストを抑えることができます。




信頼できるデザイナーを見つけるには?


信頼できる外注先を見つけるためには、「安い」だけでなく「一緒にいいものを作れるパートナーになれるか」という視点が大切です。

具体的には:

  • SNSやポートフォリオサイトで過去の作品をチェック

  • 口コミや紹介を参考にする

  • 初回は小さな制作から始めて相性を見る




まとめ:外注で失敗しないために


「安いから」だけで外注先を決めてしまうと、結果的に手間もお金も余計にかかってしまう可能性があります。本当に良い外注先とは、「自分の考えをくみ取ってくれて、成果につながるチラシを作ってくれる」人です。

多少コストがかかっても、それ以上の反応が返ってくるなら、それは“安い”以上の価値があります。





チラシ制作、外注で悩んでいるあなたへ。

ご相談だけでもお気軽にどうぞ。あなたのお店の魅力、しっかり伝わる形にしていきましょう。


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